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ティアフォー、東大らと共同で自動運転AI学習用のラベリングツールを無償公開
株式会社ティアフォーは東京大学らと共同で、自動運転AIの学習に必要となる画像データや3次元点群データのラベリングツール「オートマンツール(Automan Tools)」をオープンソースとして無償公開したことをお知らせします。「オートマンツール」を利用することで、様々なラベリング機能を短期間で開発することができるようになります。

 

「オートマンツール」のベースとなる「オートマン(Automan)」について
「オートマン」(URL:https://automan.ai/)は、ティアフォーがクラウド上のウェブサービスとして提供する、自動運転AIの学習サービスです。
文部科学省が推進する、戦略的創造研究推進事業(CREST)の一環として、東京大学、名古屋大学、慶應義塾大学の共同研究チームが開発(注)した成果を、ティアフォーが「オートマン」として提供し、その成果の実用化に貢献してきました。
「オートマン」では以下の機能を提供しています。
①画像データや3次元点群データをアカウント保護されたクラウド環境にアップロードする
②認識対象の物体クラスのラベルを付加する
③「オートマン」が提供する深層学習アルゴリズムを選択する
④クラウド上で容易に自動運転AIのモデルを生成する

※「オートマン」の出力イメージ図

 

「オートマンツール」について
「オートマンツール」(URL:https://github.com/tier4/AutomanTools)は、「オートマン」の機能のうち、「認識対象の物体クラスのラベルを付加する」(上記②)機能をオープンソース化し、無償でダウンロードできるようにしたソフトウェアツールです。
「オートマンツール」を利用することで、利用者は「オートマン」が提供するラベリング機能を自身で改良できるようになり、様々なラベリング機能を短期間で開発できるようになります。「オートマンツール」の機能の一部はすでに、2018年度に実施された経済産業省主催のAIエッジコンテストをはじめとする国内の政府系事業のデータセット作成で利用実績があります。

ティアフォーは、今後も東京大学等の最先端の研究成果を積極的に取り込み、高度な自動運転AIの研究開発に資するツールとしてその機能に一層の改良を重ねてまいります。

 

(注)文部科学省が推進する、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)事業の戦略的創造研究推進事業(CREST)における「イノベーション創発に資する人工知能基盤技術の創出と統合化」領域(研究統括:栄藤稔 大阪大学 先導的学際研究機構 教授)の採択課題として東京大学、名古屋大学、慶応義塾大学が共同研究を実施。