ティアフォーグループ行動規範(以下「CoC」といいます)は、ティアフォー及びその子会社(以下まとめて「ティアフォー」と総称します)の全役職員が遵守すべき基本事項を明文化したものであり、ティアフォーのミッション、ビジョン及びコアバリューを具体的な行動として実践するための規範となるものです。
ティアフォーの全役職員は、本CoCを遵守し、高い倫理観とインテグリティをもって業務に取り組みます。
なお、CoCについては、社会情勢、ティアフォーの事業活動及びCoCの運用状況等の変化に伴い、適宜改訂を実施します。
1. 社会への貢献
ティアフォーは、世界初のオープンソースの自動運転OS「Autoware」の開発を通じて、様々な組織、個人が自動運転技術の発展に貢献できるエコシステムを構築し、自動運転技術を民主化します。私たちは、自動運転がもたらす新しい時間や空間を通じた豊かなライフスタイルを世界中の人々が享受できる社会の実現を目指します。
2. 人権と多様性の尊重、インクルージョン
ティアフォーは、すべての人の基本的人権を尊重し、いかなる態様の差別や個人の尊厳を傷つける行動、ハラスメントを許容しません。私たちは、ともに働く仲間、ステークホルダーはもとより、社会のすべての人の多様性を尊重します。個々人の多様性を尊重し、理解し、刺激し合うことで、新しい社会価値を大胆に創造します。
3. コンプライアンス、倫理及び社会的正当性への取り組みとガバナンスの推進
ティアフォーは、信頼される企業であり続けるために、高い倫理観とインテグリティをもって行動します。私たちは、事業を展開するすべての国と地域において、適用される法令を遵守します。
私たちは、自動運転技術の開発、社会実装及び普及に伴って生じる倫理的、法的、社会的課題(ELSI: Ethical, Legal and Social Issues)の解決に真摯に取り組み、新しい価値の創造と基準及び規範の形成に積極的に提案を行います。
ティアフォーは、これらの取り組みを確実に実行し、継続的に改善していくため、適切なガバナンス体制の構築に努めます。
また、公正かつ自由な競争に基づく企業活動を推進するため、ステークホルダーに対してもこのCoCに基づく行動を促します。
4. 安全性と品質
ティアフォーは、自動運転技術を誇る会社として、クライアントはもとより社会全体に、安全で信頼性の高い製品とサービスを継続して提供するためのあらゆる努力を惜しみません。
私たちは、自動運転技術、セキュリティ、AI技術、データの取扱いなど、関連する技術に関する国内外の業界標準やルール形成の動向を積極的に把握し、品質向上に対する不断の努力を続けるとともに、潜在的リスクの特定と低減に全力を尽くします。
ティアフォーは、問題発生時には誠実かつ透明性をもって迅速に対応し、ステークホルダーとの開かれたコミュニケーションを通じて、継続的な改善プロセスを推進し、信頼の維持と向上に努めます。
5. 持続可能性への取り組み
ティアフォーは、自動運転技術を通じて持続可能な社会の実現に貢献します。私たちは、自動運転技術の効率化と普及を通じてグリーントランスフォーメーションを推進し、環境負荷の低減に努めます。また、オープンな技術開発エコシステムを通じて継続的なイノベーションを促進します。
6. ビジネスインテグリティの維持
ティアフォーは、以下の原則に基づき、事業活動においてビジネスインテグリティを維持し、すべてのステークホルダーとの信頼関係を構築します。
- 財務の誠実性:正確かつ透明性の高い財務報告を行い、すべての取引を適切に記録します。
- 公正な取引:製品及びサービスに関する情報を常に正確かつ誠実に提供し、公正かつ自由な競争を尊重します。
- 反社会的勢力との断絶:反社会的勢力との関係は一切持ちません。
- 利益相反の回避:個人の利益と会社の利益が相反する状況を回避し、常に会社の最善の利益のために行動します。
- 政治活動と寄付の透明性:政治活動、政治献金、寄付等の行為は、関係法令に従い、その目的と社会的意義を明確にした上で実施します。
- ステークホルダーとの健全な関係:公務員を含むすべてのステークホルダーとの関係において、健全かつ透明性の高い関係を維持します。
7. 企業資産と情報の管理、権利の保護
ティアフォーは、会社の財産を適切に管理し、機密情報、個人情報、企業活動や取引に関する未公開情報を適切に取り扱います。
私たちは、自社の知的財産権を積極的に保護・活用するとともに、第三者の正当な知的財産権を尊重します。
8. CoCの実践
ティアフォーは、誠実性と透明性を重視し、CoCに反する行為や懸念事項に対して、適切かつ迅速に対応します。ティアフォーは、CoCに関する疑問や懸念を報告する従業員を支援し、保護します。報告や相談を行った従業員、または調査に協力した従業員に対する報復や不利益な取り扱いは、いかなる形であっても容認しません。
CoCに違反する行為は、懲戒処分の対象となる可能性があります。また、報告者や調査協力者への報復行為は、懲戒処分の対象となります。
ティアフォーは、オープンなコミュニケーションと相互信頼の文化を育み、すべての従業員がCoCの価値観を日々の業務で実践できるよう支援します。私たちは、継続的な教育と対話を通じて、倫理的な行動の重要性について常に意識を高め、より良い企業と社会の実現に向けて努力します。
2025年3月21日 制定
2025年4月1日 施行